ELメーター
2002/12/29

スピード/タコ/燃料メーターをEL化しました。



オリジナル ホワイトELメーター
使用した部品等
ELパネル・専用インバーターセット×3
スイッチング電源キット ×1
上の2つは秋月電子通商で通販で購入できます。
あと、適当な長さの配線。
ウチは2色(赤・黒)でやりましたが、3色〜4色用意した方がいいです。
2色だと、どれが+で-だったか混乱します。

カラーレーザープリンタ専用紙(透明艶消しラベル)
カラーレーザープリンタ(知人の事務所で借りました)

工具
・プラスドライバー
・ピンセット
・デザインカッター
・ハンダごて
・ニッパー
etc(電子工作用品)
ELパネルが2枚しか写ってませんが、実際には3枚必要です。
スイッチング電源キット(12V→9V以下)は無くても大丈夫かもしれませんが、
ELパネルは9V電池ですし、噂によると車の12Vだと
インバーター(黒い箱)が溶ける可能性があるそうです。
透明ラベルにメーターをスキャンしてプリントした物をELパネルに貼ります。
気泡が出来やすいので、EL板に石けん水を拭きかけると気泡を抜きやすいです。
ウィンドウフィルムと同じ要領ですね。
今回はカラーレーザープリンタ専用紙にカラーレーザープリンタで印刷したものを使います。
長期間経過後の品質にこだわらなければインクジェットプリンタでも構わないと思います。

※インクジェットプリンタだと耐水性が無いので
石けん水を使うと表面に水がかかった場合、文字がにじむかもしれません。


カラーレーザーが使えない人はカラープリント後、
コンビニのカラーコピーを使うのも手です。
(用紙も専用の物を使うこと)
電源を組み立てます
組み立て説明書が付いてきますので見ながら組み立てれば30分もあれば組み立てられます
慣れれば5分かな(^^;;;
(1個失敗したと思って2個目を作った管理人)
裏の図
少し悩むとすれば、
車からの電源/車両へのアース/ELからのアース/ELへの出力を
それぞれどこに配線するかって事。

写真で説明すると左側・一番上の赤い線が車からの12V入力(イルミ電源)
中央の黒い2本が車へのアースとEL(インバーター)からのアース
(インバーターからのアースと車両へのアースを同じ場所に繋ぐのがミソ)
下の赤い線がEL(インバーター)への出力です。
下中央の3本は電圧調整のボリュームへの配線です。

ちなみに、コンデンサ類には極性(+と-)があるので間違えないように。

簡単な配線図を作りました。
(別ウィンドウで開きます)
メーターを取り外し、分解します。私はApexのレブスピードメーターが付いているので
針を抜いて純正メーターの上にELパネルを被せました。(0の針止めが必要なので)
純正のメーター以外にタコ/スピードメーターが無い人は絶対に針を抜かないでください。
元に戻せなくなります。
0で抜いて0に戻せば大丈夫なような気がしますが、0で刺しなおしても駄目です。
指針の位置がかなりずれます。

燃料計はネジ穴だけ綺麗にくり抜いて、メーター中央から下の部分は
カバーで見えなくなってしまうので針を抜かなくて済むように下から半分カットしました。
燃料計は社外が無いので針に触らないように上からスライドさせて被せます。
(満タンにしてから作業をすれば針の位置がずれても調整しやすい事に後で気付きました)

作成したELパネルの中央の針穴部分の穴から左右のネジ穴に横に向けて切れ目を入れれば
針が付いたままELパネルを純正のメーターの上に入れる事ができます。
中央の穴に針を通してスライドさせればOK
写真で解説
参考までにスピードメーターをバラした画像です。

撮影用にバラしただけなので
ぜぇ〜ったいに針は抜かないで下さい!
メーターに組み込みます。
燃料計も組み込みます
ELパネルからの配線は純正メーターで使っている電球を抜いて裏に通します。
車高調を付けているのでECSの電球を抜きました。
シートベルトの警告灯が付くのが嫌な人はシートベルトの電球でも構いません(笑)
組み込み完了
インバーター(小さい黒い箱)は3つありますが、
実際はタコ/燃料の配線を1個にまとめて、スピードメーターで1個の計2個にします。
メーター1個にインバーター1個を使うとELパネルの大きさの関係で
燃料計だけ発光色に違いが出てしまいます。
(小さい燃料だけ異様に明るい)

組み立てた後は一度付属の9V電池で点灯確認をします。
スイッチング電源キットを通すと電圧が下がるので
付属電池だと電圧が足りなくて点滅になる場合がありますが問題ありません。
組み立てが完了したら車へ組み込みます。
スイッチング電源とインバーターはメーターの左側の空間に押し込みます。
電源は何か入れ物があれば入れた方がいいんですが、
かなりきつきつなので入れ物に入れると入らないかも・・・。
入れ物に入れない場合は基盤の裏面に絶縁処理をして下さい。
(管理人は基盤裏にビニテを貼っただけ(笑))

プラス電源はオーディオ部のイルミネーション電源から取ります。
マイナスアースを適当に取り、組み立てしたスイッチング電源と接続します。
純正エアバック付きのステアリングだと組み込みが大変かも・・・
レブスピードメーターと比較して誤差を修正し、外したパネルを全て元に戻して完了
感想

配線の後処理はしっかりしましょう。1回ショートさせてヒューズを飛ばしました(笑)
バッテリーを外して作業した方がいいです。

電圧の調整で明るさが変えられますが、限界まで電圧を落としてもかなり明るいです。
というか、慣れないと眩しいです(笑)
(電圧を落としすぎると点滅になっちゃいます)

メーターの改造は自己の責任で行って下さい。
ここに書いてある通りに作業してメーターを壊しても管理人は責任は負いません。


※メーターに手を加えると走行距離不明車となります。
下取りを考えている方は注意して下さい。
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